JK_Tomorrow-Maker’s blog

ビジネスや経済などのニュースや日常の気づきを出発点に、「科学(技術)、心(アート)、モノ(サービス)、デザイン」という4象限を操りながら、自由に発想していきます。発想や着眼の手助けや、思考の自由度拡大の糧になれば、何よりです。

「週間、頭の体操」1 (18.12.14-18.12.21)

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1週間を過ごす中で、依頼や仕事以外にふと気になり思考したことは、今週は9件。代表3件の一部を、ざっくりと概要だけ記載する。

1.女性目線のナンパプラットフォーム
2.いいね⇒ ありがとう
3.全国常連化計画
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■1女性目線のナンパプラットフォーム■
◇状況
 街中(新橋)で「下手なナンパ」をしている男性2名を目撃。

 

◇思考
・ナンパのメッカが次々と出てくる(フェルミ推定部分割愛)。ナンパをコミュニケーションとして捉えれば、「相手の理解」あってこそ。女性目線での「ナンパ情報プラットフォーム」があってもいいのではないか。


・未決課題は、空気を読めないナンパによる、双方の時間の無駄と心的消費。これに対して、女性が気持ちよく思うナンパのアレコレを提供する。イネーブラーは、女性目線のデジタルプラットフォームで、周辺サービスとの連携を実施


・どのようなナンパのポイントが高く、一緒にゴハンにいきたくなるかどうか。容姿、タイミング、言葉遣い、空気の読み方…これらを、女性側の意見で情報整理

・プラットフォームのKFSは、情報充実度と精度。女性側からの情報収集を徹底するために、情報提供対価をポイント提供。女性提供の情報を整理し、実施男性のフィードバックを収集し、精度向上。

・例えば、女性無料、男性で課金が普通のやり方。払うだろうか?であれば、女性男性双方無料で、情報提供・フィードバック情報提供でポイント還元。課金を、周辺情報(服、フレグランス、飲食店…等々)に対して実施していくタイプもあり得そう。


・この場合、カスタマジャーニ―的に「ナンパジャーニー」が成立し、この旅と女性提供情報とが整合するように設計。このジャーニーの過程で、ポイントキャスティング等を店側ができるなどの仕掛けをすれば、収益になる。

 



■2.「いいね」⇒「ありがとう」■
◇状況
 電車でも、歩行中でも、喫茶店でも、みなスマホを見て「いいね」している

 

◇思考
・情報ネットワーク力が重要なのは事実だが、リアル側への拡張が弱いのも事実。リアルのツナガリをバリューに転換できれば、SNSと相互補完性がでるのは?例えば、日常の「ありがとう(に類する言葉)」を自動で検知して、カウント。


・未決課題は、リアルな人間性や関係性がデジタルネットワークに反映されておらず、リアル感に乏しいこと。これに対して、リアルな人間関係をデジタルプラットフォームに反映させる。イネーブラーは、スマホ・距離センサ・音声AIで、既存のSNSなどに横付けル。


・実際に対面していないとダメ。スマホtoスマホで距離感知。声分析と時間解析で、連呼ありがとうをノーカウント化(恣意的な「ありがとう」稼ぎを排除するため)。


・実際に所定距離(ex. 1m)内にいる人から、「ありがとう(的な言葉)」を言われた場合に、カウントが入る。ありがとう的な言葉は初期に網羅抽出し、以降学習。


・これを、「ありがとう件数」「言われた人の数」「ロケーション」「時間帯」…などで見えるようにしていく。B2Cだけでなくとも、B2Bでの社内人財システムへの導入も面白い。


・最終的に「ありがとう情報」と「信用」の相関解析ができると、面白い。

 

 


■3.全国常連化計画■
◇状況
 地方の廃れた店が増加していると実感。地元の店に入ると、何か、疎外感を感じる。


◇思考
・地方創生は重要課題。飲食店に注目すると、「入りずらい」場合が多い。入っても、「居心地が悪い(疎外感)」ことも多々ある。スナックが再び注目を集めている。これらをバクっと捉えると、全国常連化計画は、現実味があるのではないか。全国のどの店に入っても、「常連のように接してくれる」システムである。


・未決課題は、出張やFITなどの客層を地方飲食店が有効に捉えられていないこと。これに対して、全国どこでも常連のようになれる仕組を提供する。イネーブラーは、デジタルプラットフォームとマッチングであり、参画店の「のり」の統一。


・ユーザの情報を登録しておく。性別や年代層。職業や趣味。好き嫌い。場合によっては、FB連動など。ユーザが開示OKなものに「常連チェック」。


・地方含め、どこかの店に行く際に、「今から行くよ」であったり、「12/24、21時にいくよ」と店を指定すると、常連として接すにたる情報が提供される。


・本システムを介し繋がった人達は、常連として接するという役目を担う。常連として接客する術は、蓄積されるケイパビリティだあり、教育・研修で強化。


・常連ならではの、「おまけ」や「裏メニュー」だって、実際は初見であっても提供される。


・実際に運用するのであれば、カテゴリキラー的に攻めて、そこから裾野拡張するのがよいだろう。それこそ、スナックがよい。まずは、都心スナックを「常連化」してユーザ確保。これを、地方スナックに展開。USER急増過程で、居酒屋へと拡張していく。


・課金は、お試し3回無料月の、サブスクモデル。月払いと年間契約で構成。cARR増やすために、常連ジャーニーを構成できるように、USERの行動解析から「おすすめ常連店」を提案したり、或いは、「不満」を特に念入りに抽出し、システムと店舗側への改善に繋げるループを形成

 


/2018.12.21 JK